どうも!雨鹿です!
子供たちに語り継がれる学校の怪談シリーズ3回目となる今回は、「テケテケ」をご紹介します!
テケテケとは
テケテケは、上半身のみで両腕を使いながら移動するとされており、その移動の際に「テケテケ」と音がすることから、この名前で呼ばれています。
このテケテケについても、噂のバリエーションはいくつかあるのですが、最もポピュラーなものとしては、以下の通りです。
ある冬の北海道で踏切を渡ろうとしていた女子高生が列車に撥ねられてしまいました。
その女子高生は上半身と下半身が切断されてしまいましたが、あまりの寒さから切断された部分の血管が収縮し、しばらくの間は生きていたというのです。
その後、事故現場の検証が行われましたが、いくら探しても遺体の下半身だけが見つからなかったのでした。
そして、テケテケはこの話を聞いた人の所に3日以内に現れ、失った下半身を探して襲いかかってくると言います。
噂の起源
テケテケが現れる原因となった北海道での列車事故ですが、そもそも列車事故で人が真っ二つになることは無いのだそうです。
また、あまりの寒さですぐに死ななかったとされていますが、北海道の寒さ程度ではそのような現象が起こることは無いと言われています。
しかしながら、明治時代に女子高生が汽車に撥ねられるという事故はあったと語られる場合もあり、いずれにしても陰惨な事故がこのテケテケの話につながったということが言えるのではないでしょうか。
「テケテケ」まとめ
子供たちにインパクトを与えるには充分すぎる特徴的な見た目と聞いた人の所に現れるという理不尽な恐怖が迫ってくるという話は、今もなお、子供たちに語り継がれているというのも納得できます。
例に漏れず、僕が小学生の時もテケテケの噂はひっきりなしに語られていました。
ただ、その時に語られていた噂は、「テケテケ」と10回繰り返し、1回でも言い間違えるとテケテケが襲ってくるというものでしたので、これもまた地方色があるのだと思います。
それでは、チュース!