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【映画】ジャパニーズホラーを代表する怨霊4選

 

どうも!アメシカです!

 

日常にありそうな風景に「呪い」という最大の恐怖を潜ませる独特の湿度が高い演出によって、海外のホラー映画とは一線を画すジャパニーズホラー。

 

お好きな方も多いのではないでしょうか!?

 

そんなジャパニーズホラーの魅力の一つは、作中に登場する呪いの集合体みたいな怨霊であると言えると思います!

 

そこで今回は、ジャパニーズホラーを代表する怨霊を4体ご紹介したいと思います!



目次

美津子

美津子は、中田秀夫監督の『仄暗い水の底から』に登場する怨霊です。

 

離婚調停中で、とあるマンションに引っ越してきた母親である淑美と娘である郁子の母娘親子を怪異に巻き込む怨霊ですが、生前は、母親が家から出て行ってしまい、毎日幼稚園で父親の帰りを待つという孤独な日々を送っていた少女でした。

 

不慮の事故からマンション屋上の貯水槽に落ちて溺死してしまい怨霊化し、生前に母親がいなかった寂しさから淑美を母親と思い込んで襲ったものと思われます。

 

「孤独」や「寂しさ」から怨霊となった哀しき少女であると言えます。

 

美々子

 

美々子は、秋元康さん原作で三池崇史監督の『着信アリ』シリーズに登場する怨霊です。

 

非常に強力な念力を持っており、「死の予告電話」によって無差別に人を襲う理不尽な怨霊でもあります。

 

生前は喘息を患っており、発作が出るたびに母親であるマリエに病院に連れて行ってもらっていたことが発端となって「母親からの愛を一身に受けたい」と思い始め、妹である菜々子を虐待した上で自ら看病し、良い姉を演じるという奇行に出ていました。

 

妹の菜々子を虐待していたことは母親のマリエには発覚していませんでしたが、ついに虐待しているところを母親に見つかってしまい、同じタイミングで喘息の発作が出たものの母親に見捨てられ、そのまま息を引き取ったことから怨霊化しました。

 

「逆恨み」から怨霊となった、ある意味では子供っぽい少女であると言えますが、呪う範囲が広すぎて戦慄します・・・

 

貞子

 

貞子は、鈴木光司さん原作で中田秀夫監督の『リング』シリーズに登場する怨霊です。

 

もはや説明不要の怨霊ですが、「呪いのビデオ」を観た者を1週間後に呪い殺すという、なんだかビデオを観る側が試されているような呪い方をします・・・

 

生前は念写や透視などの特殊な能力を持っており、それ故に井戸に突き落とされて殺害されるという不遇な死を遂げたことから怨霊化しました。

 

特殊な能力を持っていたがために周囲の大人たちに翻弄された哀れな女性であると言えます。

 

伽耶子

 

伽耶子は、清水崇監督の『呪怨』シリーズに登場する怨霊です。

 

こちらも説明不要、呪いと言えばこの怨霊といった感じのジャパニーズホラーを代表する怨霊の中の怨霊と言えます。

 

「呪いの家」に引っ越してきた人間やその人間に関わった人間など、とにかく少しでも「呪いの家」に関係した人間を片っ端から呪い殺していきます。

 

生前は佐伯剛雄の妻で、俊雄の母親でしたが、学生時代に好意を寄せていた小林俊介のストーカーでもありました。

 

ある日、その小林への思いを綴った日記を夫である剛雄に見つかってしまい、嫉妬に狂った剛雄に殺害されたことから怨霊化します。

 

怨霊となった後、自分を殺害した剛雄を呪い殺し、押入れに隠れていた俊雄を天井裏からあの世に連れていきました。

 

まさに日常に潜む「呪怨」によって怨霊となった、ジャパニーズホラーの真髄ともいえる女性であると言えます。

 

まとめ:今こそ全盛期のジャパニーズホラーを観よう!!

 

今回ご紹介した怨霊は、ジャパニーズホラー全盛期の時期に制作された作品に出てくる怨霊たちです。

 

最近のジャパニーズホラーも良い作品は多いですが、この時期のものは別格の怖さがあります!

 

ジャパニーズホラーの集大成みたいな作品ばかりなので、観たことのある方は昔を思い出す意味でもう一度、観たことのない方は今の作品にはないホラーを味わう意味で、ステイホームの間に全部観てしまうというのも良いのではないでしょうか!?

 

それでは、失敬。



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