どうも!雨鹿です!
今回は、僕が小学校4年生の時に起こった「トイレの花子さん」騒動についてご紹介したいと思います!
目次
「学校の怪談」の流行
僕が小学校4年生だった当時、これまでの記事でご紹介してきた「トイレの花子さん」や「テケテケ」、「口裂け女」などが爆発的に児童の間で流行していました。
どこどこでそれっぽいものを見たとか、リアリティをもって語られていたので、当時の小学生たちが信じるには充分すぎるほどでした。
ただ、児童同士が噂し合っているだけなので、先生たちは特にそのことについて触れることはありませんでした。(むしろ、一緒に楽しんでいるようにも見えました)
「トイレの花子さん」が出た!
そんな日常的に学校の怪談が語られていた時に騒動が起きました。
恐らくお昼休みの時間帯だったと思いますが、1階のトイレの前で児童が集まっていたので、そこにいた児童に話を聞くと、トイレの花子さんを見た女子児童が泣いているというのです。
その見たという児童は半狂乱みたいな状態になっており、現場は大混乱していました。
あまりの騒動だったので先生まで登場し、実際にトイレの中を見てくるとトイレに入っていきました。
一通りトイレを確認した先生が出てきたのですが、案の定、トイレには何もいなかったということで、先生がそこに集まっていた児童を解散させ騒動は終結しました。
なお、トイレの花子さんを見たと泣いていた児童は保健室に連れていかれることになりました。
その後
騒動の後、あれだけ日常的に語られていた学校の怪談は児童たちの中で急に語られなくなり、僕が5年生に進級する頃には全くと言っていいほど学校の怪談に関する噂は聞かれなくなりました。
一部の怪談好きな児童の間では根強く語られ続けていたようですが、大流行していた時のような勢いは無くなっていったのでした。
結局何だったのか
女子児童が見たというトイレの花子さんは結局何だったのか。
僕の母校である小学校は当時創立してから30年ほどでしたから、戦前からの古いものでもありませんし、校舎も比較的新しかったと記憶しています。
また、その30年の間に児童が自殺したという噂も聞きませんでした。
もしかしたら、その児童が見たものはトイレの花子さんではなく、全く別のこの世のものではないものだったのかな、とも思いますが、真相は今となっては解明することはできません。
ちなみに
あと、学校の怪談が流行していた当時、トイレの花子さんは3階の3番目の個室に出ると言われていたのですが、なぜか現れたとされたのは1階のトイレであったのが当時の児童たちの間で不可解な点として語られていました。
確かに、噂と違うなとは当時も思ったので、不可解といえば不可解でしょうか。
ただ、児童たちが噂していただけであって、実際にかつて3階にトイレの花子さんが出たわけではないので、仮に1階に出てきたとしてもそれは花子さんの勝手であって、不可解と考えるのが根本的にお門違いな感じもしますが。
まとめ
今回は、僕が小学生の時に学校内で起こった騒動をご紹介してみました!
テレビや雑誌で紹介されるような大ネタはないのですが、ちょっとした話くらいなら結構たくさんあるので、今後ご紹介できればと思います。
それでは、チュース!